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近藤研での研究に興味のある学生はこちらをご覧ください!

      
  2021/04/01    Category:
      

近藤研に配属された学生は、現在進行している幾つかのプロジェクトの一つに参加してもらいます。最初は、同じプロジェクトに参加している 大学院生と教員が作成した実験計画に沿って、必要な実験手技を身につけるところから始めてもらいます。1か月に1度のペースで、プロジェクトごとの研究進捗報告会があり、最近の実験から得られたデータについて、特に問題点について解決策を議論し、今後の実験計画を決定します。この進捗報告会は、プレゼンテーションの基本的な技術を訓練する重要な機会でもあります。
また、近藤研では、週1回、Journal Clubを開催しています。Journal Clubでは、一流の論文誌に掲載された最近の論文をとりあげて、その内容を研究室員全員で2, 3時間をかけて議論し、最新の研究成果を学ぶと共に、科学的思考の訓練をおこなっています。

学部3年仮所属後のイベントなど
10月   新入生歓迎会、 大まかな研究テーマの決定
12月   忘年会
3月  卒業生送迎会

学部4年生の1年間のイベントなど
4月 新入生歓迎会、卒論テーマの決定
6月 研究室BBQ
8月 院試
9月 研究室旅行
10月 新入生歓迎会(秋入学)
12月 忘年会
3月  卒論発表、卒業生送迎会

Q.仮所属後の活動はどのようなことをするのですか?
A.基本的には、先輩の実験の見学やJournal Club参加などで近藤研で行われているがん研究について勉強し、自分がやりたい研究を考えてもらうことになります。やる気のある人は、卒論テーマを決めて本格的に実験をすることもできます!

Q.研究室にコアタイムはありますか?
A.朝9時に、【研究を始められる状態】にしておくこと。これだけです!帰る時間帯は人それぞれですね。平日に飲み会があったりもしますが、そんな時は早い時間帯に帰宅することもあります(笑)

Q.土日祝日の研究活動はどうなっていますか?
A.基本的には土日祝日は【休み】です。平日は研究を頑張り、休日は自分のための時間を過ごす。非常にメリハリの利いた生活になっています!研究上、細胞や動物を使う実験があるので、どうしても休日に来ないといけないという状況の人もいますが、そのあたりもスケジューリング次第でなんとかなります!

Q.毎日どんな感じで研究生活を過ごしているのですか?研究室に居る時間は常に実験をしていますか?
A.研究生活ですが、常に実験をしているわけではありません。実験データを解析することも重要ですし、そのデータを考察して次の実験を考えること、時には様々な論文を読むことも大切です。また、実験の空き時間に研究室の仲間と息抜きをしたり、お昼寝タイムにあてたりと、人それぞれうまい具合に肩の力を抜きながら、日々研究に励んでいます!毎日実験ばかりやっていたら疲れてしまいますからね(笑)自分なりの息抜きはとっても重要です!

Q. 長期休暇はどうなっていますか?
A. 夏休みと冬休みで、それぞれ決められた日程ですが、一定期間休暇はあります。さらに、それとは別に、自分の所属するグループを担当している助教と相談の上、個別に休暇を取ることも可能ですので、帰省する人や旅行に出かける人も結構います。

Q.研究のディスカッションをメインでだれと行っていますか?
A.普段は、自分が所属するグループを担当している助教とのディスカッションがメインとなります。私たち学生と助教は同じ居室にいますので、とても気軽にディスカッションが行える雰囲気は近藤研の非常に良いところだと思います!時に雑談を交えたディスカッションは明るい雰囲気ですし、自分の考え等もバンバン言うことができますので、研究を【やらされている感】というのは全く感じません!また、1か月に一度、研究グループ学生+助教+近藤先生で、進捗報告会というものもあります。ここで、近藤先生としっかりディスカッションして、実験の方向性を再認識・修正などします。

Q.旅行や飲み会の頻度はどれくらいですか?
A.年に一度ラボ旅行があります。修士1年のメンバーが旅行計画をたて、毎年魅力的な旅行となっています。特に、日々研究では同じ人との会話が多くなってしまうものの、このラボ旅行では留学生とも積極的に会話できますので、いつもとは異なる楽しさでしっかり息抜きが出来ます!また、飲み会に関してはイベント毎では必ず行っています。近藤研では留学生や研究員さん等、外部からの学生・研究員さんを積極的に受け入れています。そのため、歓迎会や送別会が頻繁に行われていますので、様々なバックグラウンドの方とのコミュニケーションを楽しめます!

Q.ラボにどんな実験装置がありますか?
A.低酸素チャンバー、フローサイトメーター、HPLC、生体光イメージング装置(IVIS)、 蛍光顕微鏡、qRT-PCR装置、超遠心機、近藤研専用のマウス飼育設備などがあります。

Q.学生がどのような学会に参加しますか?
A.研究室の方針として学生の学会発表を推奨しているので、希望すれば多くの学会で発表できます。例えば、がんとハイポキシア研究会、日本癌学会、分子イメージング学会、分子生物学会、がん分子標的治療学会、日本ペプチド討論会、WMIC(World Molecular Imaging Congress)など、多種多様な学会に参加し、自分のデータを発表する機会があります。

Q.英語会話能力は必須ですか?
A.必須ではありませんが、近藤研では多くの留学生と一緒に研究生活を過ごすことになります。たとえ、こちらの拙い英会話であっても、留学生は明るく接してくれますので、積極的に話しかけましょう!!(笑)生の英会話が楽しめるのも近藤研の魅力の1つです!

Q.研究は楽しいですか?
A.確かに、楽しいことばかりではありませんが、自分の仮説をうまく実証できた時の快感は計り知れません!!(笑) また、研究室のメンバーと共に苦労した期間はかけがえのない宝物です!(笑)

Q.研究テーマは自分で選べますか?
A.近藤研ではいくつかのプロジェクトが同時並行で進められています。新しく所属した学生は、その中から1つ自分で選んで、プロジェクトに参加します。

Q.マウスは必ず扱いますか?動物実験は全員やっているのでしょうか。
A.皆さんが実験でマウスを扱うとは限りません。近藤研では様々な研究を行っていますので、動物を扱わないテーマを選択することもできます!

Q.バイトはできますか?
A.一応、バイトは可能です。ただし、【一応】です(笑)。平日に塾講師のバイトをやっていた人もいますし、土日祝日は【休み】ですので、自分のスケジューリング次第で、研究室生活とバイト生活の両立も可能です!

Q.学生の進路について教えてください。また、どのような職種に就職することが多いですか?
A.卒業生は、製薬会社の研究開発部門や、化学メーカーのバイオ事業部、医療機器メーカーに勤める方が多いですが、他にも食品会社や日用品メーカー等で働いている人もいます。また、博士課程に進学する学生もいます。職種に関しては、ほとんどが【研究職】に就いています。

Q.皆学校の近くに住んでいますか?
A.大学の近くで一人暮らしをしている人が比較的多いですが、2時間かけて実家から大学に通っている学生もいます。

Q.論文は修士課程の学生でも積極的に出せますか?
A.それはあなたの頑張り次第です!頑張って!!(*^_^*)

Q.分子生物学の基礎知識に若干不安があるが、大丈夫ですか?
A.今不安だとしても、大丈夫です!週1回あるJournal Clubに参加することで、自然と必要な知識が身に付きます。

Q.海外留学に行く学生はいますか?
A.博士課程の学生が学内の短期留学プログラムを利用して海外留学するなどしています。

Q.ゼミはすべて英語なのですか?
A.Journal Clubに関しては、学士・修士課程の学生は日本語で、それ以外のメンバー(博士課程、助教、研究員)は英語での発表となります。留学生の担当の回はディスカッションも基本的には英語です。発表スライドは全員英語で作成します。

Q.意識高い人じゃないとやっていけないイメージがあるのですが、実際どうなのでしょうか?
A.良い質問ですね(笑)!!( ..)φ研究を行っているうちに次第にやりがいを感じられるようになり、自然と意識の高い研究者になっているはずです!(笑)