マウス尾部表面にある尾動脈から、がん細胞を移植する新たな移植方法で、高度な手技を必要としない手法を開発しました。 従来の左心室移植法に比べ、がん細胞を高効率、かつ特異的に骨髄に送達することが可能になりました。 その結果、他の臓器へのがん転移頻度を抑えることで、骨転移病巣を形成する時間を短縮できます。 この新たな骨転移モデルにより、骨転移研究の裾野が広がり、がんに関する新規治療法や新薬の開発が進むと期待されます。
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